夫と共に一大決心で田舎暮らしをスタート。今では家族も増えて楽しさ倍増中!

田舎で暮らす 別荘 田舎暮らし 古民家情報館 ログ購入 伊豆の物件 ログハウス お取り寄せ

おひな様とお母さんの想い

2012年3月14日 14:33 | コメント(0) | トラックバック(0)

毎年ひな祭りの時期になると桃の花が咲くとか菜の花が咲くとかそういった春模様を想像しますが、東北地方の田舎暮らしで、はまったくそういうのはなく、「冬」です。

まだ雪も降るし、寒い日々が続いています。でもひな祭りはひな祭りなので、女の子の節句を楽しみました。あやこには晴れ着の着物を着せて、一緒にひなあられを食べて。

 

mie4 237a.jpg

うちでは、2月の中旬というか豆まきが終わるとすぐ位におひな様を出して飾ります。なぜこんなに早く出すかというと、1年のうちでこの時しか顔が出せないのが可哀そうで、少しでも長い間みんなが見れるようにと、早く出すようになりました。

 

ひな祭り前にたまたまうちに遊びに来ていた杉さんのおばあちゃんがあやこのひな人形を見て、昔の田舎暮らしは「流し雛」が主流だったという話をしてくれた。

 

杉 婆:「昔はこの近くの川に紙で折ったおひな様を流したんだよ。今はもう

     やってないけどね。」

み え:「おひな様を流す?なんで?」

杉 婆:「流し雛と言ってな、きれいな色紙を折って作ったひな人形を33

     に流すんだよ。女の子が丈夫で健康に育ちますようにと願って。」

み え:「そうだったんだ。そういうことをする地域があるなんてしたことな

     かったよ。ごちそうが食べられる日くらいにしか思ってなかった

     し。大人になってからひな祭りがどういうものか知ったくらいだ

     からね。」

杉 婆:「この辺の地域の人はみんなやっていたんだよ。今はどこでもおひな

     様を買えるし、そんな面倒なことやらなくなってしまってね。」

み え:「共働きが多いからかな。」

杉 婆:「まあね、なかなか時間が取れないだろうしね。」

 

昔ながらのいい行事がなくなっていくのは寂しい。でも、実際こうして話してもらうまで知らなかった。流し雛というものがあることを。

夕方、子供達を連れて川へ行ってみた。とても寒かったけど夕日がきれいだった。きっと昔もお母さんと娘ときれいな夕日を見ながらおひな様を流して健康を願ったに違いないと思ったら、胸が熱くなった。

今は流し雛をしなくなってしまったけど、「娘が健康に育ちますように。」という母の願いは消えないでずっと続いていくものなんだろうなぁと思った。

都会暮らしでも田舎暮らしでも、同じ思いをしながら娘を育てていく気持ちは、変わらないでいて欲しいと願っている。

 

mie38 004a.jpg
管理者

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.inakablog.info/blog/mt-tb.cgi/166

コメントする