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「田舎っていいよなぁ。」の口癖

2003年9月 3日 13:31 | コメント(0) | トラックバック(0)

最近、主人の様子がちょっと変だと感じていた。

朝仕事に出掛ける時も、帰ってきてからもため息が多い。

軽いため息ではなく、ちょっと深いため息。

お腹の底から出てくるような、重たいため息だった。

最初は疲れているのかなと思っていたのだが、どうも違う様子だった。

だから「何かあるな」と思った私は、日曜日に聞いてみた。

 

み え:「最近さ、すごくため息が多くない?何仕事でトラブルとかあったの?」

かずや:「そうか?特に何もないけど。」

 

ゲームをしながら特に何もないといった感じ。

一緒にゲームをしていたから、何気なく聞いてみたのだけど、ゲームに熱中していて聞いてない感じ。

 

私たちは、結婚して2年。

まだ子供はいないけど、それなりに幸せな日々を送っている。

そう思っているのは私だけなのかもといろいろ思っていたら、主人がぽつりとつぶやいた。

 

かずや:「田舎暮らしっていいよな~。」

み え:「え?なに急に?」

かずや:「田舎だよ。なんか空気もきれいそうだし、のびのびできる感じがいいなぁと思

     ってね。」

み え:「旅行でもしたいの?」

かずや:「そういうんじゃないけどさ。なんか田舎暮らしっていいよなぁ。」

 

私たちは、2人も都心部で生まれ育っていて田舎とかそういう所はテレビでしか見たことない世界だった。

お互いそうなのに、どうして主人はそんなこと言いだしたんだろう?

私は、不思議に思い始めた。

その日はそれ以上、田舎の話は出なかった。

 

何日か経ったある日。

ぼそっと、「田舎暮らししたいよなぁ。」とまた主人が言いだした。

 

み え:「どうしたの急に?」

かずや:「なんかね。」

 

夕食を一緒に食べていた時だった。

左手にご飯茶碗、右手にはしを持ったまま、どこか遠くを見ているような目をしていた。

 

み え:「何かあったんでしょ。」

かずや:「いや、別に。」

み え:「この間もそんなこと言ってた。会社でなんかあったの?」

かずや:「・・・。」

み え:「ちゃんと話して欲しいなぁ。一緒にいても言葉にしないと伝わらないことって

     あるんだよ。言いたくなったらでいいからさ。」

かずや:「うん。」

 

主人はそれっきり黙ってしまった。

やっぱり何かあったんだと確信した。

問いただすこともできたのだけど、私は主人を信じ、主人から話してくれるのを待つことにした。

ただ心配なのは、主人がうつ病にでもなってしまうのではないかということだった。

 

次の日、主人は仕事から帰ってくると。

 

かずや:「話、聞いてくれる?」

 

スーツを脱ぎながらそう言いだした。

私は、夕飯の支度をしていたのだがその手を止め、火を消し主人の元へ急いだ。

 

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